どんな時に仕事のやりがいを感じますか。

提案しているシステム構成をお客様にご納得いただき、そのシステムが運用開始され、効果を実感いただいたときは嬉しいですね。
システムが大規模で複雑化する中で、最新のクラウド環境での統合から既存システムと協調するためのレガシーインターフェースの分析まで幅広い技術に関する知見が必要な場面が増えており、全体を一貫して見たときに「これで大丈夫です」と言える下地づくりに大きな役割があると感じています。

現在の仕事内容について教えてください。

現在は金融機関の顧客向けWebシステム、およびそれを支える基盤API層のアーキテクチャ支援やサービスレベルの分析・改善といった、いわゆるSREロールの業務を担当しています。
ユースケースの網羅性を検証して要件の明確化を行なったり、TCPレベルの調査からインフラストラクチャの問題を改善したり、コードレベルの問題を指摘して改善案を提出したりなど対象範囲は多岐に渡ります。

コーディングのスキルをどのように向上させていますか。

積極的に手を動かすこと、レビューを受けること、そして自分が書いたプログラムが利用されている様子を実際に見るようにし、常に最小かつ再現可能なコードを書けるような環境を手元に置くことは大切ですね。
自分がなぜこの実装を選んだかという理由を積極的に説明することで、レビュワーと安全面・効率面の意見交換を行いやすくなります。
異なる経験を積んでいるエンジニアの考え方を取り込むことが、自分の選択肢を広げる事に繋がると思っています。

エンジニアとしての今後の目標を教えてください。

我々が携わるプロジェクトの多くは大きなビジネス変革目標を持っています。そしてその実現のためには、従来のメンテナンスから解放された新しい技術、そして安定したハイパフォーマンスなシステムが必要です。
そんな挑戦的なプロジェクトを常に後押しできるよう知見を深め、改善を続けていけるエンジニアでありたいです。